2022.10.31 mon
【腰痛でお悩みの方にも】椅子のクッションがおすすめな理由2つ
デスク作業で長時間硬い椅子に座って、腰痛に悩まされている方もいらっしゃるでしょう。
「座る」という行為は「安楽」というイメージがありますが、座る椅子や座面によっては身体にダメージが生じることもあります。
今回は椅子用クッションの役割やおすすめの選び方についてご紹介します。
椅子用クッションがおすすめな理由!硬さや反発感がポイント
クッションといえば、背もたれや枕代わりに使うイメージがありますよね。
なかには椅子に敷くために設計されたクッションもあり、快適なデスクワークをサポートしてくれます。
ここからは、椅子用クッションの役割と、使用されている素材の特徴をご紹介します。
椅子用クッションがおすすめな2つの理由
丁度いい柔らかさで、快適なデスクワークをサポートしてくれる椅子用クッション。
デスクワークの方や腰痛をお持ちの方に椅子用クッションを特におすすめしたい理由は、主に2つあります。
1.お尻の痛みを和らげてくれる
長時間椅子に座っていると、ついお尻の痛みが気になって集中できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
椅子用クッションを敷くことで、お尻の痛みを和らげられます。
座面が硬すぎる椅子の場合、座ったときに局所的に体圧が集中してしまい、お尻が痛くなる原因につながります。
一方、座面が柔らかすぎる場合、姿勢を安定させようとして気付かないうちに筋力を使い、疲れやすくなってしまうことも。
お尻の痛みに悩まされている方は、体圧を掛けたときにスムーズに沈み込むかといった点や、硬さ、反発感などに注目してクッションを選びましょう。
2.楽な姿勢をサポートしてくれる
椅子用クッションには、長時間座っていても疲れにくい姿勢をサポートする役割もあります。
楽な姿勢をキープするという点においては、クッションの硬さに注目することが大切です。
クッションが柔らかすぎると、楽な姿勢をキープできず身体に負担がかかり、腰痛や肩こりの原因となります。
悪い姿勢に悩まされている方は、ある程度反発感があるクッションを選んでみてください。
クッションに使用されている素材は?それぞれの特徴・メリット
クッションを選ぶうえで硬さと反発感は注目すべきポイントですが、クッションに使われている素材の特性を理解することも重要です。
ここからは、クッションに使用されている主な3つ素材とその特徴をご紹介します。
1.綿・ポリエステル素材
綿・ポリエステル素材はクッション性があり、快適な座り心地が特徴です。
軽くて安価なため、まずは気軽に使ってみたいという方にもおすすめです。
一方、経年劣化でクッション性を損ないやすいため、定期的に買い替えが必要な点に注意しましょう。
2.低反発ウレタン素材
低反発性のウレタンは、その弾力性から体にぴったりとフィットするのがメリットです。
低反発性のウレタンは、加えられた力に合わせて、ゆっくりと形状が変化するため体圧を分散させてくれます。
そのため、座ったまま長時間作業する方におすすめです。
劣化しやすいというデメリットもありますが、綿・ポリエステル素材と同じく安価なため、気軽に買い替えられます。
3.高反発ウレタン素材
低反発ウレタンに比べると、少し硬めで弾力感のある素材が高反発ウレタンです。
少々値段は張りますが、適度な弾力感に定評があり、正しい姿勢をサポートしてくれます。
ダニが繁殖しにくく、軽くて扱いやすいのも嬉しいポイントです。
4.等反発ウレタン素材
等反発ウレタンは、低反発と高反発のメリットを併せ持った素材です。
4つの素材の中では最も重量があるのが難点ですが、適度なフィット感があり、通気性も抜群です。
長時間座っていても蒸れにくいため、デスクワーカーの方に向いているといえます。
取り付けが簡単!おすすめのクッションを3種類ご紹介
素材によって硬さや反発感に違いがあることがお分かりいただけたかと思います。
しかしクッションは素材だけでなく、形状も重要な要素です。
ここからは、簡単に取り付けられるおすすめの3種類のクッションをご紹介します。
1.座布団
使っている椅子のクッションが柔らかすぎて姿勢が安定しないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にはある程度硬さのある座布団タイプのクッションがおすすめです。
椅子に合わせたサイズを選びやすく、カバーの付け替えも簡単で、その手軽さが魅力です。
椅子のクッション性を補う役割のほか、腰痛や疲労を和らげる効果が期待できます。
2.ランバークッション
ランバークッションは、椅子の座面ではなく、背もたれや腰の位置に設置するタイプのクッションです。
姿勢を自然に正して体の負担を軽減する効果が期待できるため、猫背や腰痛にお悩みの方に向いています。
コンパクトで邪魔になりにくく、取り付け位置を微調整できるため体格に合わせやすいのも魅力です。
3.シートクッション
シートクッションは背もたれと座面、どちらにも設置できるタイプのクッションです。
椅子全体のクッション性を補えるほか、汚れや匂いが椅子に直接つかないようにカバーできます。
姿勢と腰痛、どちらも軽減させたいという方にはおすすめのタイプです。
目的に合わせてクッションを選んで快適なデスク環境を整えよう
自分の姿勢に合ったクッションを敷くことで、悩んでいた姿勢や腰痛が改善するかもしれません。
今回おすすめした選び方を参考に、あなたの姿勢や用途に合ったクッションを選んでみてくださいね。
椅子の中には、クッションを敷かずとも、自然と楽な姿勢をサポートしてくれるように設計されているものもあります。
家具の川上 夷川本店、ファニチャーエキサイト 宇治店では、機能性の高い椅子も多数取り扱っておりますので、ご興味のある方はぜひ一度お立ち寄りください。
また、机と椅子の高さも楽な姿勢を保つうえで重要な要素です。
別の記事では机と椅子の最適な高さについて解説していますので、興味のある方はこちらも併せてご覧ください。