2023.06.27
【あなたはいくつ知ってる?】ダイニングテーブルの塗装の種類を解説!
ダイニングテーブルは毎日の食事に欠かせない家具であると同時に家の中心的存在。
ダイニングテーブルの表面に施されている塗装について知りたい方もいるでしょう。
塗装の種類によって見た目や特徴、使い方も変わってきます。
今回はダイニングテーブルの塗装の種類について解説します。
ダイニングテーブルの塗装の種類
ダイニングテーブルには、大きく分けて「ウレタン」「オイル」「セラウッド」「UV」の4種類の塗装が施されています。
用途に応じてダイニングテーブルを使っていただくために、それぞれの特徴やお手入れ方法をご紹介します。
ウレタン塗装
ダイニングテーブルの塗装として一番多いのがウレタンによるものです。
ウレタンのダイニングテーブルは、表面にウレタン樹脂を吹き付けてコーティングします。
ウレタン塗装は透明なプラスチックのような塗料を使用するのでダイニングテーブルの表面は固くツヤのある質感になります。
ダイニングテーブルの木の割れや反りを防ぐ効果もあり、耐久性が高いのも特徴です。
ダイニングテーブルの定期的なメンテナンスも不要で、気兼ねなく使えます。
ウレタンのダイニングテーブルは、耐水性に優れていて、汚れやシミが付きにくいので日頃のお手入れが簡単です。
水をこぼしてしまった場合などは水拭きで対処できます。
熱には弱く、熱い鍋などを置くと跡がつくことがあるので、鍋敷きなどを使用するのがおすすめです。
オイル塗装
オイル塗装とは木の表面にオイルを薄く塗り込む方法です。
ダイニングテーブルの表面をコーティングしないので、木そのものの質感をそのまま生かすことができます。
オイルの種類はチークオイル・蜜蝋・柿渋・くるみオイルなどがあります。
いずれも化学塗料を使用していない体に優しい素材です。
またオイル仕上げのダイニングテーブルは、ナチュラルで温かみがあり、北欧風のインテリアが好みの方にも人気です。
オイルは使っているうちに落ちていくので、半年から1年を目安にメンテナンスしましょう。
ダイニングテーブルのオイルを塗り直したり、細かい傷や汚れをサンドペーパーで削ったりして修復することで、ますます愛着が感じられます。
しかし、メンテナンスできるとはいえ、汚れが付きやすいのがオイル塗装のダイニングテーブル。
ダイニングテーブルに汚れが染み込まないように、汚れたらすぐに拭き取るように心がけたり、普段からマットやコースターを使用したりするときれいに保てます。
セラウッド塗装
セラウッド塗装は「ファインセラミックス」というセラミックの超微粒子でコーティングする方法です。
セラウッドにはオイルより撥水性や耐久性に優れ、ウレタンより木材のそのままの質感を生かせるという特徴があります。
ダイニングテーブルの表面に施された薄い塗膜が液体の浸透を防ぎ、シミや汚れがつきにくくなっているので、日頃のお手入れが簡単で、メンテナンスも必要ありません。
セラウッドの紫外線遮断構造がダイニングテーブルを日光や蛍光灯の光から守り、経年劣化を遅らせるというメリットも。
セラウッドのダイニングテーブルはツヤ感を抑えた無垢に近い質感ながら、扱いやすい点が人気で、飲食店や施設など使用頻度が高い場所でも多く導入されています。
自然な質感が好みだけれど、メンテナンスの時間は取れないという方におすすめです。
またセラウッド塗装は、シックハウス要因を配合していない安全な製品としてJIS・JASが認定した安全等級F☆☆☆☆を取得しています。
毎日使うダイニングテーブル。
健康に配慮されているかどうかも判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
UV塗装
UV塗装はウレタン樹脂に紫外線を照射して硬化させる方法です。
UVのダイニングテーブルは光沢があって表面が鏡のようです。
ダイニングテーブルのホワイトやブラックの天板に使われることも多く、モダンでスタイリッシュな空間を演出します。
UV塗装は見た目をおしゃれにするだけでなく、ダイニングテーブルの強度や耐久性も高めています。
熱や傷、水などの汚れにも強いので、扱いやすいのも特徴です。
好みの塗装のダイニングテーブルを選ぼう
ダイニングテーブルに施された塗装の種類によって、雰囲気もお手入れ方法も変わります。
また、それぞれの特徴を知ることでダイニングテーブルを大切に使うことができます。
ぜひ今回の記事を参考に、あなたの用途や好みに合わせた塗装のダイニングテーブルを選んでみてくださいね。
また、京都でダイニングテーブルをお探しの方は家具の川上 夷川本店、ファニチャーエキサイト 宇治店にぜひ一度お立ち寄りください。
豊富な知識を持つスタッフが、お客様の要望に沿った家具をご提案します。
また、別の記事では、ダイニングセットの選び方について解説しています。
ダイニングセット選びにお悩みの方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。