2023.06.27
気になるカビやダニともさようなら!マットレスの洗い方について
マットレスを清潔にしようと気をつけている方は多いでしょう。
この記事を読んでいる方で、マットレスをダニやカビなどからきれいにする方法を探している方もいることでしょう。
今回は、マットレスを清潔に保つ洗い方についてご紹介します。
マットレスが汚いとどうなる?
マットレスは布団のように毎日片づける必要がない反面、お手入れせずに放置しがちです。
お手入れしないで放置すると、マットレスには髪の毛や皮脂の汚れ、ほこりが溜まります。
また、寝ている間にかいた汗や湿気が、時にはカビの原因になることも。
湿気や汚れはダニの大好物でもあり、マットレスがダニの温床になるのも避けたいですよね。
マットレスをきちんと洗えばカビやダニを防げます。
気持ちの良い睡眠を取るためにも、きちんとマットレスを洗いましょう。
マットレスは丸洗いできる?
ほとんどのマットレスは丸洗いができません。
なぜなら、ウレタン素材には水に弱いという特徴があり、丸洗いできないからです。
マットレスの素材として最も多く使われているのはウレタンです。
低反発・高反発など、弾力のあるスポンジのようなウレタン素材のマットレスは、水を吸い込むとボロボロに崩れてしまうのです。
また、スプリングやコイルが内蔵されているマットレスも、金属製のスプリングやコイルが錆びる可能性があるため丸洗いできません。
マットレスにはカバーだけ取り外して洗えるものもあります。
お手持ちのマットレスのカバーが取り外せる場合には、洗い方について確認してみてください。
マットレスが汚れたときには、汚れに応じた洗い方をすること、そして汚れはなるべく溜め込まないよう定期的に洗うことが大切です。
汚れ別マットレスの洗い方
マットレスを洗うときは、ついてしまった汚れの性質を理解して、汚れに応じた対処が必要です。
ここでは汚れ別の洗い方についてご紹介します。
ダニ汚れの洗い方
ダニの汚れに対する洗い方として、高温と乾燥でダニを死滅させる方法があります。
ダニは乾燥や高温を嫌います。
布団乾燥機を使って布団に熱風を当て、湿気を取り除くことで、繁殖を抑えましょう。
布団乾燥機を使う前には1時間程度部屋を暗い状態にしておくと、夜行性のダニが表面に出てくるので効果が高まります。
布団乾燥機を使用した後は、掃除機を使ってダニの死骸を取り除きましょう。
カビ汚れの洗い方
マットレスにカビの黒い汚れがついてしまっている場合は、消毒用エタノールで部分洗いします。
消毒用エタノールをスプレーボトルに入れて、カビの気になる部分に吹きかけます。
1時間ほど置いてから、かたく絞った濡れタオルで上から叩くように汚れを取り除きましょう。
最後は湿気が残らないようによく乾燥させてください。
シミがついたときの洗い方
マットレスにシミがついてしまったときは、中に染み込まないようにできるだけ早く処置することをおすすめします。
シミの原因によって洗い方が違うので、覚えておきましょう。
飲み物をこぼしてしまったときの洗い方
飲み物のシミには薄めた中性洗剤を使います。
こぼしてしまった飲み物をすばやく拭き取り、薄めた中性洗剤を含ませたタオルでトントンと叩いてください。
シミがとれてきたら、かたく絞ったタオルで洗剤を拭き取り、乾燥させます。
血液で汚してしまったときの洗い方
血液でマットレスを汚してしまったときには重曹が効果的です。
重曹に少量の水を混ぜてペースト状にしたものをシミ部分に広げ、30分ほど置きましょう。
汚れが取れにくい場合はブラシで上から優しくこすって、水に濡らしたスポンジで汚れを吸い取るようにします。
汚れが取れたら乾いたタオルで水気を取り、乾燥させます。
汗の臭いが気になるときの洗い方
汗の臭いも重曹を使うと取り除くことができます。
まず重曹をマットレスの表面に振りかけてください。
ザルのようなものに重曹を移して振りかけるとダマにならずうまくいきます。
そのまま1日程度放置して、最後に掃除機で重曹を吸い取りましょう。
重曹の消臭効果と吸着効果で、マットレスをきれいに洗えます。
普段のお手入れ
マットレスを清潔に保つには、普段からこまめなお手入れが必要です。
ほとんどのマットレスは丸洗いできないという性質を持っているため、汚れをため込まないように心がけたいもの。
以下では健康的で快適な睡眠環境を作るため、日常的に取り組みたいお手入れ方法をご紹介します。
風通しをよくする
湿気はマットレスの大敵です。
カビやダニの原因にもなりかねません。
掛け布団は毎朝めくりましょう。
また、部屋の窓を開け、部屋全体を換気することも大切です。
小物類を洗う
直接肌に触れる枕カバーやシーツ・パット類は週に1回程度は洗濯しましょう。
小物類のこまめな洗濯は、雑菌の繁殖や汗がマットレスに染みるのを防ぎます。
掃除機をかける
マットレスの表面には月1回程度で掃除機をかけましょう。
マットレスにはほこりや髪の毛、皮脂汚れやフケなどの汚れが溜まります。
マットレスの縫い目の部分に汚れが溜まっていることもあるので、粘着テープなどを併用するとより効果的です。
陰干しする
多くのマットレスに使われているウレタン素材には熱に弱いという性質があります。
そのためウレタン素材のマットレスは、直射日光を浴びると劣化してしまいます。
直射日光に当てないようにマットレスの湿気を発散させるためには、陰干しがおすすめです。
マットレスを部屋の中で壁にたてかけるようにして、マットレスの底部分を空気に触れさせましょう。
清潔な睡眠環境は健康に欠かせない
今回はマットレスの洗い方について解説しました。
マットレスをこまめに洗うことで、寝る場所を清潔に保てます。
睡眠は人生の3分の1の時間を占める重要な時間。
寝具を清潔に保って快適な睡眠環境を整えましょう。
また、京都でマットレスをお探しの方は家具の川上 夷川本店、ファニチャーエキサイト 宇治店にぜひ一度お立ち寄りください。
豊富な知識を持つスタッフが、お客様の要望に沿った家具をご提案します。
さらに、別の記事では、ベッドマットレスを長持ちさせる使い方について解説しています。
ベッドマットレスの使い方についてお悩みの方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。