2023.06.27
【ダイニングボードの選び方】長く使うなら機能性にこだわろう!
キッチンの重要な収納家具であるダイニングボードは、料理中の作業効率を大きく左右します。
頻繁に買い替えるものではないので慎重に選びたいところですが、選び方がわからずお悩みの方も多いでしょう。
今回はダイニングボードの選び方やおすすめの機能について紹介します。
ダイニングボードの選び方3つ!自分に合ったものを選ぼう
ダイニングボードはキッチンに置く収納家具のことで、キッチンボード、オープンボードとも呼ばれています。
主に食器や調理器具を収納するときに使われますが、食器棚と何が違うのでしょうか。
ダイニングボードは、上下の収納棚の間にオープンスペースがあるのが特徴です。
電子レンジやオーブンなどの家電を置いたり、作業スペースとして使用したりと、さまざまな用途で使用できます。
食器や調理器具、家電をひとまとめにできるので、収納スペースが少なめのキッチンにおすすめです。
ダイニングボードを選ぶときは、自宅のキッチンのスペースや動線を考える必要がありますので、ここではダイニングボードの選び方や注目したいポイントを紹介します。
選び方1:大きさ
ダイニングボードの購入を考えたときに、まず大切なポイントが大きさです。
自宅のキッチンのレイアウトを考え、どれくらいの大きさまでなら置けるのか測っておきましょう。
ダイニングボードを置いたときに冷蔵庫を開けられるか、流し台からスムーズに食器をしまえるかなど、動線を考えることも大切です。
またダイニングボードに家電を置きたい方は、オープンスペースに手持ちの家電が収まるのか確認する必要がありますね。
自宅のキッチンの広さなどを考慮し、ダイニングボードの大きさを把握した上で選ぶことが大切です。
選び方2:カウンターの高さ
ダイニングボードの購入を考えたときに、2つ目に大切な選び方は高さです。
ダイニングボードはカウンターの高さによって使い勝手が異なるので、キッチンで作業することの多い人の身長に合わせると快適に使えるでしょう。
カウンターの高さによって3種類のタイプがあります。
ハイカウンタータイプ
カウンターが100cmのハイカウンタータイプは、家電をカウンターに置いて使う方におすすめの高さです。
下の収納棚が大きいため、収納力が高いのもポイント。
作業スペースとして使用する場合、身長の高い方は屈まずに作業できて快適ですが、身長の低い方は手元が見づらくなるでしょう。
ミドルカウンタータイプ
カウンターが90cmのミドルカウンタータイプは、誰でも使いやすい高さです。
収納力もありながら作業もしやすいので、最もバランスのいい高さといえます。
レギュラーカウンタータイプ
カウンターが80cmのレギュラーカウンタータイプは、キッチンに置いたときに圧迫感が少なくなります。
上の収納棚が低めなので、小柄な方でも食器の出し入れがしやすいでしょう。
作業スペースとして使用するなら、低身長の方はこちらの高さがおすすめです。
選び方3:とびらの開き方
ダイニングボードの購入を考えたときに、3つ目に大切な選び方はとびらの開き方です。
ダイニングボードは、とびらの開き方によっても使い勝手が異なります。
開き戸
開き戸はとびらが大きく開くため、食器棚全体を見渡しやすく、食器を取り出しやすいのがメリットです。
とびらが手前に開く分のスペースが必要なので、調理中の動線の邪魔にならないか確認しましょう。
引き戸
引き戸は省スペースでも置けるのがメリットです。
とびらが手前に開かないため動線を邪魔する心配なく、狭いキッチンでも置くことができます。
ただし構造上片方のとびらしか開けることができないため、大きな皿などは取り出しづらく感じるかもしれません。
オープンタイプ
とびらが付いていないオープンタイプもあります。
食器を取り出すときの「とびらを開ける」というワンアクションを減らせるため、調理作業の効率がアップします。
食器に汚れやほこりが付きやすい、隠せないため常に整理しておく必要がある、といった点がデメリットです。
【おすすめ】ダイニングボードの機能を紹介
ダイニングボードには使いやすさにこだわった機能がたくさん備わっているものも。
ここではダイニングボードの機能について紹介します。
サイレントレール
サイレントレールは、ダイニングボードの引き出しに使用されるレールの事です。
急いで調理をしているときなど、つい引き出しを勢いよく閉めてしまうことがありますが、サイレントレールが付いていれば自然にゆっくり閉まります。
引き出しに割れやすいグラスや皿を入れていても、破損する心配が減って安心です。
フルオープンレール
フルオープンレールは、引き出しを奥まで引き出せるレールです。
奥にしまい込んだ調理器具でも取り出しやすくなるため、収納力が上がります。
また引き出し全体を見渡せるので、どこに何があるのか一目で把握できます。
モイス素材
ダイニングボードには「モイス(Moiss)」という天然素材が使われているものがあります。
オープンスペースに電気ケトルや炊飯器を置くと、水蒸気が発生してダイニングボードに湿気が付着します。
湿気がこもるとカビや劣化の原因になるのですが、モイス素材が使用されていればこの湿気を吸収し放出できるのです。
さらに耐火性や消臭能力にも優れており、食器棚にはうってつけの素材と言えます。
ダイニングボードを選ぶときは機能性重視で
ダイニングボードには、大きさや機能によってさまざまな種類があります。
この記事で紹介したダイニングボードの選び方を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
京都でダイニングボードをお探しの方は家具の川上 夷川本店、ファニチャーエキサイト 宇治店にぜひ一度お立ち寄りください。
ダイニングボードを購入しようか悩まれている方は、こちらの記事もご覧ください。