2016.07.21
便利!?ソファベッドのメリット、デメリット
皆様は、ソファベッドについてどれぐらいの知識がありますか?
店舗でソファベッドの接客をする時に感じるのが、お客様の要望と実際の商品のスペックに大きな差がある様に感じます。お客様のイメージでは、ソファとベッドの機能を兼ね備えた便利なアイテム、お部屋を有効活用するのに最適・・・などの声を良く聞きます。
しかし、店頭の商品をご案内すると、イメージと違った、スタッフの説明を聞くと買えなくなった、などなど・・・良い意味でも、悪い意味でもイメージと商品に大きなギャップを感じてしまいます。
そこで、今回はソファベッドにおける、メリットとデメリットをお教えしたいと思います。ソファベッドに興味がある方だけでなく、参考にしていただければ幸いです。
まずは、ソファベッドのメリットから・・・
ソファベッドのメリットは、何と言ってもソファとしてだけでなく、ベッドとしても使用出来る1台2役の使用が出来ることです。特に狭い部屋では最大限に効果を発揮します。一人暮らしの方やお部屋の有効活用としては最高ではないでしょうか。
他にも、来客用の緊急用ベッドとしてはいかがでしょうか。友人などの急な来客に布団セットを準備されるより、普段はソファとして使っているものが、ベッドに変身!となればうれしくないですか。
ソファベッドのメリットとしては、「お部屋の有効活用」「緊急用ベッド」と2つのメリットがあります。
そして次に、デメリットを考えてみます。このデメリットがあなたにとって許せないデメリットの場合は、ソファベッドを諦めた方が良いかと思います。
ソファとしても、ベッドとしてもイマイチな座り心地と寝心地・・・
良く言えば、機能的にはソファでもベッドでもどちらでも使用できるのですが、純粋にソファとして比較すると「クッション性が悪く座り心地が良くない」「長時間座っていられない」などの声を聞きます。店頭でソファとの座り比べをしていただければ良く分かります。さらに、ベッドとしては、「背と座の凹み部分が気になる」「スプリングマットのような弾力がない」「寝づらい」など、こちらもベッドと比較していただくと違いが分かります。ゆったり睡眠をとりたい方、ソファでゆったり映画を観たい方などには不向きと言えます。特に腰痛の方や睡眠にこだわる方にはベッドで寝る事をおすすめします。
ゆったりサイズのソファベッドは圧迫感があり、大きくなってしまう。
せっかく狭いお部屋の有効活用を考えたのに、ゆったりサイズのソファベッドをお部屋に入れると超デカイ・・・なんて事も良くあります。ゆったり寝たい、ゆったり座りたい、などの要望には、幅や奥行きのサイズを大きくするしかありません。実際にソファベッドにゆったり感を求めると、当然サイズが大きくなってしまいます。お部屋の有効活用をお考えの方にはちょっと許しがたいデメリットとなります。
かっこいいデザインやかわいいデザインのソファベッドがない!
ソファベッドにデザイン性を求めるのは非常に難しい課題と言えます。厳しい言い方をすると、おしゃれでかっこいいデザインのソファベッドは存在しません。機能を求める場合はデザイン性のこだわりを捨ててください。個性的なお部屋のコーディネイトをお考えの方にはソファベッドは向いていないと言う事です。
衛生的に問題あり・・・
毎日ソファベッドで寝ている方の場合であれば、たくさんの汗を吸い込んでいることになります。通常のベッドとは違うのでマットを陰干しするなどができません。もちろんクリーニングもできません。敷き布団やシーツなどで清潔に保つことはできますが、衛生面で気になる方にはおすすめしにくい商品と言えます。
ちょっとデメリットが多いようにも思いますが、いかがでしょうか。
メリットとデメリットを比べていただき、どちらが大切か、今一度お考えいただくのも良いかと思います。参考になったでしょうか。