2022.09.22 thu
【使いやすい!取り出しやすい!】食器棚の収納アイデア3選
食器棚をうまく整理できず、いつも同じ食器を使っていたり、使いたいものが取り出しにくかったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、食器の整理方法や食器棚の収納のポイント、収納アイデアについて解説します。
難しくない!食器と整理方法と食器棚の収納ポイント
食器棚をいざ整理しようとしても、どこから手を付けていくべきか悩むこともあります。
ポイントを押さえれば、収納は難しいものではなく、むしろ楽しいものになるかもしれません。
ぜひ紹介する食器の整理手順と食器棚の収納方法を参考にしてみてください。
【収納の前に】3つの手順で食器を整理
まず大事なのは、食器棚のスペースの広さに対して、どのくらいの量の食器を持っているか認識することです。
そこで、食器棚にしまう前に確認すべき、食器の整理手順3つをご紹介します。
1.食器棚の食器を全部取り出す
食器棚にしまわれている食器を一度全て取り出してみましょう。
そのなかで、割れや欠けがあるものは、この際思い切って処分してください。
そして、食器棚から出した食器を使用頻度別に分類していきます。
1年以上使っていない食器は、よほど大事なものを除いて処分しましょう。
2.適切な数の食器を管理する
食器は割れたり欠けたりしない限り、処分するタイミングは自分で決めなければなりません。
そのため、捨てることが苦手な人は特に食器がかさばりやすいでしょう。
しかし、重要なのは食器棚のスペースに対して食器の数が適正かどうか、自分が管理できるかどうかという点です。
食器の数が食器棚のスペースに対して多いという方は、自分が管理できる量まで減らすことを検討してもいいかもしれません。
また、新たに食器を手に入れた際には、持っているものと入れ替えるなどして、一定量を保つようにしましょう。
3.兼用できる食器を選ぶ
手元に残す食器を考える上でポイントなのは、兼用できるか、使い勝手がいいかです。
たとえば、白いお皿は和・洋・中シーンを選ばず、使いまわししやすいと言われています。
加えて、比較的手に入りやすいため、メーカーが違っていても統一感を出せることもメリットです。
耐熱ガラスのコップは、夏は冷たいお茶やジュース、冬には温かいカカオや白湯など、年間通して使えます。
このように、兼用できる食器を手元に残して、他のものはできる限り減らすように考えましょう。
食器棚には使用頻度ごとにまとめよう
食器の使用頻度別の分類が終わったら、同じアイテム、大きさ、色、質感の食器にまとめましょう。
その後、食器の形や大きさ、枚数などを考えながら食器棚に収めていきます。
ここで重要なのが、「ゴールデンゾーン」と呼ばれる高さを意識すること。
「ゴールデンゾーン」とは1番取り出しやすい場所のことで、目から腰の高さ、食器棚では中段が目安とされています。
そのため、使用頻度の高いものから中段、下段、上段の順に収納するのがポイントです。
1.上段
食器棚の上段には、重箱や来客用のお皿など、使用頻度の低いものを収納しましょう。
食器の数が多く取り出しが不安な場合には、持ち手がついたケースにいれておくと楽になります。
2.中段
食器棚の中段は、毎日使うお椀類や小皿、コップなど、使用頻度が高いものを収納します。
カトラリーを入れがちな引き出しも、滑り止めのついたシートを敷いて小皿や茶碗などを配置すると、より使い勝手がアップするかもしれません。
3.下段
最後に、下段には、重くて大きい大皿などを置くと良いでしょう。
下段は低い位置にあるため安全性があり、重いものを取り出す際にも楽に取り出せます。
また、子どもにとってのゴールデンゾーンは下段にあたります。
子どもが使う箸やコップを収納して、自分で配膳できるようにするのも良いでしょう。
使いやすい!取り出しやすい!食器棚の収納アイデアを3つご紹介
ここまで、食器棚の収納方法についてお伝えしました。
食器の配置を意識すれば食器棚の使い心地はアップしますが、工夫次第でより効率良く、機能的になります。
ここからは、食器棚の収納スペースを活用する、3つの収納アイデアをご紹介します。
収納アイデア1.ディッシュラックで皿を縦置きに
お皿を重ねると、下のお皿を出す際には上に重なっているものも一緒に取り出さなければなりません。
なかには、取り出す際に他のお皿を割ってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような時は、お皿を立てて収納できるディッシュラックがおすすめです。
仕切りがあることで指が入るスペースも確保され、他のお皿を割ってしまう心配もありません。
ディッシュラックがない場合には、文房具収納のファイルボックスを活用しても良いでしょう。
大きなお皿も立てられるため、スペースを有効活用するうえでおすすめの収納アイデアです。
収納アイデア2.カトラリーごとにスペースを設ける
2つ目に紹介するのは、食器棚中段の引き出しを上手に活用した収納アイデア。
食器棚の引き出しにカトラリーや箸、小物類を置く場合は、ケースごとにスペースを区切ると収納力がアップします。
ポイントなのは、楕円や丸型のケースを使わないこと。
楕円や丸型のケースが混在すると不格好な隙間が生まれてしまうだけでなく、視覚的にも乱雑に見えてしまいます。
そのため、区切りに使用するものはできるだけ四角いものを選ぶのがベストです。
収納アイデア3.壁棚を使ってあえて見せる収納に
壁棚を第2の食器棚として、あえて見せる収納アイデアもおすすめです。
色や質感の合う食器を一緒に置くことによって、統一感のある印象も生まれます。
上部にも高さに余裕があるため、ある程度高さのある食器を置けるのもメリット。
扉がないため、すぐに取り出せるのも使いやすいポイントです。
収納アイデアの力で取り出しやすい食器棚に
食器を断捨離して効率よく収納することで、食器棚の使いやすさはぐっと上がります。
ぜひこの記事を参考にして、上手に食器棚を活用してみてください。
また、京都で食器棚をお探しの方は家具の川上 夷川本店、ファニチャーエキサイト 宇治店にぜひ一度お立ち寄りください。
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また、別の記事では、食器棚に関連してキッチン収納の活用術について解説しています。
キッチン収納でお悩みの方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてはいかがでしょうか。